社会人として働きながら、看護師への転職を目指そうとするときには、看護学校への入学が最初の関門になります。
看護学校の受験では、学科試験と併せて面接が行われるので、受験科目の勉強と同時に、面接対策を行っておきましょう。
看護学校の面接では、看護師を目指す理由やその学校を選んだ理由などが質問される傾向になります。
また、社会人であるからこその質問も出てくるかもしれません。
例えば、社会人になってから看護師を目指そうと思った理由などは、質問内容の典型なので、きちんと答えられるようにしておきましょう。
間違っても、現在働いている会社のマイナス面を話したりしてはいけません。
「医療を通じて社会貢献をしたい」など、あくまでもポジティブな理由を述べるようにしてください。
また、社会人を経験しているということで、面接官の目は厳しくなる可能性があるので、マナーや身だしなみなどには注意が必要です。
ですから、面接に備えて、スーツや靴、カバンなどを用意したり、ナチュラルメイクや清潔感のあるヘアスタイルなどをして、きちんとした身なりで臨むようにしましょう。
それから、面接を受けること自体が久しぶりだという方は、厳しい目で見られているという自覚を持って、今一度自分のマナーを見直しておくことも大切です。
そして、面接では、姿勢を正し、ハキハキとした受け答えをするほか、質問者の目を見て答えるなど、真剣な姿や熱意を伝えることを忘れないでください。
もしも、人前で自分の意見を話すことが苦手な場合は、事前に家族や友達に面接の練習に付き合ってもらって、練習をしておきましょう。